9月にマーケット暴落は起こるのか?!

早いもので今年も9月になりました。マーケットのアノマリとして9月10月はマーケットが下がる傾向にあり、過去の暴落もこの月に起こることが多かったです。

例えば、2008年のリーマンショックや1987年のブラックマンデーなど。

 

 米国株長期投資のバイブル、シーゲル先生の統計でも9月は月間平均がマイナスでした。

9月のパフォーマンスが悪化しやすい理由としては、10-11月決算が多いヘッジファンドが決算のために売却するということも一因のようです。

 

さらにたぱぞうさんのブログでも2017年後半の暴落についての記事が記載されています。

www.americakabu.com

記事内で紹介されている金持ち父さんの著者ロバートキヨサキ氏やハリーデント氏の予想はNYダウが5500ドルと大胆です。(ちなみにこの記事は2016年4月時のもののようです。)

 

そしてバフェット太郎さんの記事もアノマリについて面白い記事が記載されています。

blog.livedoor.jp

 

7で終わる年の8月と10月の平均乖離率は-16.8%にもなるようです。

大暴落の3年を除いた平均の乖離率も-11.38%となっており、-10%程度の調整がある可能性を想定しておいてもよいのかもしれません。

 

米国株のみならず、世界的にマーケットはここ数年ずっと好調です。永遠に上昇する相場はない以上、必ずどこかで調整局面が出てきます。

このようなマーケットの暴落がささやかれるなか、個人投資家はどのように望むべきでしょうか?

 

具体的なアクションとしては、

レバレッジを減らす

ことが一番重要です。

 

というのは、そもそも大きく資産を伸ばしている人というのは、暴落局面を経て生まれます。マーケットが下がる局面では優良株が安く買えるということで、仕込み時でもあります。なので、下落局面でも、慌てずに優良株を買い進むというが長期で見たときのパフォーマンス向上につながります。

「マーケットから退場しないこと」を最優先に考えるべきです。

 

ベストなタイミングで下落を予想し、買い進めることは不可能です。月並みですが、自分の中で決めたルールをしっかり守り、平時と同じ対応ができるように意思を固めておくこと、自分の戦略を再認識しておくことが一番重要ではないでしょうか。

タイミングを予測できない以上、優良銘柄をドルコスト平均法でならしながら、いつも通り投資を進めていきます。

シンガポールリートの価格がさらに下がってくれば、より配当利回りも高くなるので、インカムゲインを増やすべく、その時を待ちたいと思います。