マーケット暴落への指標

先週から起きている世界同時株安が続くのかが焦点となっています。

調整局面なのか、さらなる暴落へ続くのか、そこを判断する一つの指標として、エコノミストのデント氏はNASDAQの6500ドルをターゲットとしています。2/9の終値が6874ドルだったので、本日のUSマーケットがどう動くかがカギになってきそうです。

 

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またデント氏はビットコインバブルについてもITバブルを元にしたチャート比較を記載しており、下記2つのシナリオを提示しています。

 

シナリオ1:

前回高値の20,000ドルを超えてピークに達した後、暴落するケース

 

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シナリオ2:

 このまま暴落していくケース

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そして、ここ最近のマーケットの動きとしてはビットコインの動きに7-9週ほど遅れてダウが追随しており、もしシナリオ1のケースでビットコインが下げ始めた場合は、NYダウを筆頭とした世界の株価指数も大きく下げて暴落レベルに発展する可能性もあります。

 

あくまで1つの仮説ではありますが、少し頭においておくと、万が一暴落した場合でもパニック売りすることもなくなるかと思います。。もしレバレッジを取りすぎている場合は、しっかり見直しておいたほうがよいです。

ちなみにデント氏は以前2017年中にNYダウが6000ドル前後まで暴落するという予測を立てて、外しています。。。まぁタイミングの予測はほとんどあたらないので、1,2年のずれは誤算の範囲なのかもしれませんね。。

 

デント氏は下記2017年下期に暴落が起こるかどうかという過去記事でも取り上げました。

singaporereit.hatenablog.com